杉戸町議会 2020-09-23
09月23日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号
令和 2年 9月 定例会(第4回) 令和2年第4回
杉戸町議会定例会 第28日令和2年9月23日(水曜日) 議 事 日 程 (第7号) 1、開 議 1、諸般の報告 1、
決算特別委員会審査報告について 議案第51号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決 議案第52号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決 議案第53号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決 議案第54号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決 議案第55号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決 議案第56号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決 1、議案第57号の質疑、討論、採決 1、議案第58号の質疑、討論、採決 1、議案第59号の質疑、討論、採決 1、議案第60号の質疑、討論、採決 1、議案第61号の質疑、討論、採決 1、議案第64号の質疑、討論、採決 1、議案第65号の質疑、討論、採決 1、意見書案第2号の上程、説明、採決 1、意見書案第3号の上程、説明、採決 1、閉会中の継続調査の件 1、町長挨拶 1、閉 会午前10時00分開議 出席議員(15名) 1番 上 田 聡 議員 2番 宮 田 雄 一 議員 3番 野 口 俊 彦 議員 4番 原 田 壽 々 子 議員 5番 仁 部 前 崇 議員 6番 大 橋 芳 久 議員 7番 平 川 忠 良 議員 8番 窪 田 裕 之 議員 9番 伊 藤 美 佐 子 議員 10番 坪 田 光 治 議員 11番 濵 田 章 一 議員 12番 石 川 敏 子 議員 13番 稲 葉 光 男 議員 14番 須 田 恒 男 議員 15番 森 山 哲 夫 議員 欠席議員(なし) 説明のための出席者 古 谷 松 雄 町 長 田 中 秀 幸 副 町 長 大 島 康 夫 秘 書 広報 横 井 啓 至 政 策 財政 課 長 課 長 鎌 田 浩 明 財 産 管理 門 脇 利 夫 総 務 課長 課 長 新 堀 直 樹 人権・男女 伊 坂 泰 重 住 民 協働 共 同 参画 課 長 推 進 課長 後 藤 和 広 くらし安全 伊 塚 武 史 町 民 課長 課 長 千 把 幸 夫 税 務 課長 小 松 晋 子 福 祉 課長 ( 兼 ) 特 別 定額
給付金支給 室 長 植 原 政 彦 子 育 て 山 下 雅 和 高 齢 介護 支 援 課長 課 長 知 久 伸 二 健 康 支援 小 野 寺 満 環 境 課長 課 長 武 井 洋 樹 都 市 施設 髙 橋 宏 成
市街地整備 整 備 課長 推 進 室長 山 﨑 利 昭 上 下 水道 池 川 幸 一 建 築 課長 課 長 田 原 和 明 農 業 振興 新 井 友 和 商 工 観光 課 長 課 長 ( 兼 )
農業委員会 事 務 局長 伊 藤 美 由 紀 教 育 長 赤 石 二 郎 教 育 次長 丸 尾 環 学 校 教育 髙 橋 功 一 社 会 教育 課 長 課 長 鈴 木 聡
会計管理者 斉 藤 浩 太 郎 選 挙 管理 ( 兼 ) 委 員 会 会 計 課長 書 記 長 ( 兼 )
公平委員会 事務局長・ 監 査 委員 事務局長・ 固 定 資産 評 価 審査
委員会書記 小 林 政 則 監 査 委員
事務局職員出席者 中 島 宏 征 事 務 局長 川 口 真 也
事務局次長 門 井 和 美 書 記 梶 原 誠 二 書 記
△開議の宣告 (午前10時00分)
○濵田章一議長 これより本日の会議を開きます。 ◇
△諸般の報告
○濵田章一議長 日程第1、諸般の報告をいたします。 初めに、
決算特別委員会委員長から
委員会審査報告書が提出されてまいりましたので、本日お手元に配付しておきました。後刻、日程に従い、ご審議をお願いすることになりますので、あらかじめご了承願います。 次に、1番、
上田聡議員ほか4名から意見書案第2号
子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために、少人数学級の実施など教育条件の改善を求める意見書が提出されてまいりましたので、本日お手元に配付しておきました。後刻、日程に従い、ご審議をお願いすることになりますので、あらかじめご了承願います。 次に、5番、仁部前崇議員ほか4名から意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書が提出されてまいりましたので、本日お手元に配付しておきました。後刻、日程に従い、ご審議をお願いすることになりますので、あらかじめご了承願います。 次に、各委員長から閉会中の継続調査申出がありましたので、閉会中における
継続調査一覧表を本日お手元に配付しておきました。 次に、当局から、議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算書の認定についての議案資料(
施策成果表)の一部誤りがあり、正誤表が送付されてまいりましたので、本日お手元に配付しておきました。お手数ながら、各自ご訂正くださるようお願いいたします。 次に、当局から、15番、
森山哲夫議員の議会資料に一部誤りがあり、正誤表が送付されてまいりましたので、本日お手元に配付しておきました。お手数ながら、各自ご訂正くださるようお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 ◇
△
決算特別委員会審査報告について
○濵田章一議長 日程第2、
決算特別委員会審査報告についてを議題といたします。
決算特別委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。
決算特別委員会委員長。 〔6番
大橋芳久議員登壇〕
◆6番(
大橋芳久議員) おはようございます。
決算特別委員会委員長の大橋でございます。ただいま議長より報告を求められましたので、議案第51号から議案第56号の審査の経過と結果について報告いたします。
決算特別委員会の審査の経過につきましては、9月8日に当委員会に付託され、委員13名のほか、濵田議長、監査委員である坪田議員並びに説明員である
関係執行部職員出席の下に開会し、9月10日、11日、14日及び16日の4日間にわたり審査をいたしました。 提案理由の説明及び補足説明につきましては既に終了していたため、議案ごとに直ちに質疑を行いました。なお、一般会計の歳入については3グループの区分ごとに、歳出については款ごとに進め、
水道事業会計及び4つの特別会計について会計ごとに審査をいたしました。 それでは、議案ごとに審査の結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。各委員からの質疑終結後、討論に入り、反対の立場から1名の討論があり、採決の結果、賛成多数にて認定いたしました。 続いて、議案第52号 令和元年度杉戸町
水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分についてでございます。各委員からの質疑終結後、討論に入り、反対の立場から1名の討論があり、採決の結果、賛成多数にて認定いたしました。 続いて、議案第53号 令和元年度杉戸町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。各委員からの質疑終結後、討論に入り、反対の立場から1名の討論があり、採決の結果、賛成多数にて認定いたしました。 続いて、議案第54号 令和元年度杉戸町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。各委員からの質疑終結後、討論に入り、反対の立場から1名の討論があり、採決の結果、賛成多数にて認定いたしました。 続いて、議案第55号 令和元年度杉戸町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。各委員からの質疑終結後、討論に入り、反対の立場から1名の討論があり、採決の結果、賛成多数にて認定いたしました。 最後に、議案第56号 令和元年度杉戸町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。各委員からの質疑終結後、討論に入り、反対の立場から1名の討論があり、採決の結果、賛成多数にて認定いたしました。 以上で当委員会に付託された議案第51号から議案第56号の審査の経過と結果について報告を終わります。
○濵田章一議長 以上で委員長の報告を終わります。 ◇
△議案第51号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決
○濵田章一議長 初めに、議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 これより同議案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。 12番、
石川敏子議員。 〔12番
石川敏子議員登壇〕
◆12番(
石川敏子議員) 12番の石川敏子です。2019年度
一般会計決算に対して、反対の立場から日本共産党を代表して討論を行います。
安倍自公政権は、実質賃金も家計消費も落ち込んでいるにもかかわらず、2019年10月から消費税を10%に引き上げてしまいました。
消費税増税で町民の暮らしは追い詰められています。2019年度では、
小中学校普通教室への
エアコン設置など町民の願いに応えた施策などもありますが、総合的に判断した場合、どうしても容認できない問題があります。2019年度の施政方針で、町長は人口減少問題の克服に向けて全庁を挙げて果敢に挑戦していくと言っていましたが、その成果はどうだったのでしょうか。人口減少に歯止めをかけるためには、
子育て支援が最重要課題となっています。 反対の第1の理由は、この
子育て支援の問題です。1つ目は、年度当初から保育園の待機児童が発生していたにもかかわらず、
待機児童対策といったら現在ある施設に定員以上に詰め込むことしかしてこなかったことです。年度当初から定員100%を超える保育園もありました。私立の
認可保育園では、定員の130%も詰め込んでいるところさえあります。本気で待機児童を解消しようとすれば、2019年2月まで
中央幼稚園の仮園舎として活用していた旧
内田保育園などを活用すべきです。ところが、旧
内田保育園については再活用を検討していくと言いながら、活用せずに放置したままです。待機児童を解消するためには、新たに
認可保育園をつくることでしかありません。 2つ目には、
放課後児童クラブも定員以上に詰め込みが行われています。1人当たり1.65平方メートルの面積要件や、支援単位を最低40人以下とするという自ら決めた最低基準も守られていません。これでは、
子どもたちの安全や健全発達は保障できないし、
新型コロナからも
子どもたちを守れません。また、人材不足を言い訳にして、
指導員不足を補うため66歳から77歳の方を
シルバー人材センターの派遣で賄っています。職員の処遇改善に真剣に取り組んでこないことが人材不足に拍車をかけております。
指定管理者制度を導入すれば全て解決するなどというのは言語道断です。設置者である町の責任が大きく問われます。
放課後児童クラブにおいては、入所児童の増加に見合った施設の確保や支援員の処遇改善と体制の拡充を抜本的に図り、
指定管理者制度の導入ではなく、町が責任を持って直営で運営すべきだということを強く指摘しておきます。 反対の第2の理由は、障がい者に対するサービスが制限されたり、
高齢者福祉の拡充などが全く図られていないという問題です。1つ目には、2019年1月から
重度心身障がい
者医療費助成制度に所得制限を導入し、該当者をサービスから排除するという冷たい仕打ちを取りました。 2つ目には、
高齢者福祉の拡充が図られていない問題です。新たな
シニアサロンには、
立ち上げ支援がありません。これでは、新たにサロンを立ち上げようとしても見通しが立たなくなります。身近なところに高齢者が徒歩で参加できるサロンをもっと増やすためにも、立ち上げへの支援を復活すべきです。また、介護保険で行っている
シニアサロンの
運営費補助については、上限額を引き上げるとともに、補助金の支出は一般会計から行うべきです。依然として
緊急通報システム利用者の約半数が自己負担を強いられていますが、有料ではなく、必要な高齢者には無料で設置すべきです。 3つ目には、
こども医療費助成制度の
窓口無料化を町外まで拡大することについては前進がありませんでした。2019年度での償還払いの中で、
最高支払い金額は20万円以上にもなっています。制度的に町外の
窓口無料化が困難ならば、すぐにでも町が希望者に対して立替えを行うなど施策を講じるべきです。 反対の第3の理由は、地域経済の活性化を図るための予算や施策が依然として不十分だという問題です。1つ目には、商工会への補助金はあるものの、町独自の取組はほとんど前進がありません。
住宅リフォーム助成制度の創設など、地域循環型で地域経済へ波及効果がある取組を図るべきです。 2つ目には、
屏風深輪産業団地など働く方たちの杉戸町への定住策を講じるなど、人口減少に歯止めとなる施策を図るべきです。 反対の第4の理由は、広範な町民に負担増が押しつけられたことです。1つ目には、
軽自動車税は税率の改定によって2,191万円負担増となりました。 2つ目には、
コンビニ交付の導入経費を賄うためとの理由から、住民票の写しや
印鑑証明書の手数料を6月から100円値上げし、2019年度においては268万4,600円もの負担増を
コンビニ交付を利用できない町民に押しつけたことも問題です。 反対の第5の理由は、税金の使い方です。町長が使用する公用車が既に3台もあるにもかかわらず、1台約535万円もする
高級ミニバンを新たに
町長公用車として購入しました。しかし、住民の切実な要望には財政が厳しいと言って後ろ向きの姿勢を取っています。190万円あれば、就学援助の対象を
生活保護基準の1.5倍まで引き上げることができます。
緊急通報システムを無料にする費用は108万円あれば可能です。2019年度末で
財政調整基金には9億9,465万円、
公共施設改修基金には4億3,652万円、
地域福祉基金には5,269万円と、合計では14億8,386万円もの基金を保有しています。こうした資金を有効に活用すれば、住民の切実な要求はまだまだ応えることができるということです。
高齢者福祉サービスなどは、僅かな予算で拡充できます。今こそ町政が町民の命と暮らしを支えられるように、その持てる力を十二分に発揮していくべきです。 以上の点を指摘し、反対討論といたします。
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 5番、仁部前崇議員。 〔5番仁部前
崇議員登壇〕
◆5番(仁部前崇議員) 5番議員、仁部前崇でございます。議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の認定について、会派新是新を代表して賛成の立場から討論を行います。 平成から令和に元号が変わり、消費税が8%から10%へと引き上がった令和元年度は、
一般会計歳入歳出決算、歳入総額対前年度比5%増の130億3,053万6,614円、歳出総額は対前年度比3.5%増の125億2,488万7,077円となり、
歳入歳出差引額は5億564万9,537円となり、翌年度へ繰り越すべき財源5,952万9,000円を差し引いた
実質収支額は4億4,612万537円となりました。実質単年度収支は、町税収入が
屏風深輪産業団地の拡張や税収の確保、収納率の向上に努力し増収になったものの、
社会保障関係費や公共施設の
老朽化対策費の増加などで基金を取り崩しての財政運営が継続し、8年連続の赤字となりましたが、この厳しい財政状況の中で、限りある財源を有効的かつ適正な配分により執行できたものと判断いたします。 令和元年度は、これまでの杉戸とこれからの杉戸をつなぐ節目の年と位置づけ、予算が編成されスタートいたしました。地域創生、子育て、健康、安心・安全、環境の5つの重点施策を中心に実施された各種施策、事務事業について、以下評価いたします。 地域創生においては、東武動物公園駅
東口通り線整備事業に県の実施する街路事業に対し、負担金を支出、県内初となる
沿道整備街路事業の認可を取得、さらに
中心市街地の活性化やにぎわいの創出に向けて、旧
杉戸小学校跡地の有効活用の可能性について
民間活力導入可能性調査を実施し、基本方針を策定いたしました。
まちづくり構想推進委員会も設置し、この一連の整備事業が確実に進展することをお願いいたします。また、本年度で償還が終わる高野台西仮グラウンドの有効活用も、これからの町の浮沈に大きく影響するものと考えます。
サウンディング型市場調査の成果を期待いたします。
ふるさと応援寄附金でありますが、昨年の208万6,000円から一気に2,600万円と約10倍以上になりました。町の
商業活性化に大きく寄与するものであり、大変評価できることであります。一方で、他の自治体への寄附による町民税の流出が約4,000万円あること、この乖離を埋めるよう一層の町の
商業活性化につなげる施策をお願いいたします。 続いて、子育てにおいてです。
杉戸小学校教室棟・
特殊教室棟外壁・
屋上防水改修工事、
杉戸中学校管理・
特別教室棟トイレ改修工事、各小中学校の
普通教室等に空調機を設置。これにつきましては、結果的に今年度の
コロナ対策につなげられたこと。いかに未来を予測した準備が大切であるかを認識できた事例として、これからの時代に的確な判断の必要性を認識できたものと思います。また、10月より幼児教育の無償化が始まり、その対応に苦慮されたものと推測いたしますが、今後他の自治体よりも町立施設が多い当町における財政管理において負担増が想定されます。待機児童の問題は、当町においても取り上げられているところでありますが、実際に待機児童が多い3歳未満における保育園の申込み割合は、全3歳未満児の3割程度となっています。3歳以降の
入園希望者が、
保育無償化により
私立幼稚園に推移している傾向を捉え、いま一度全児童世帯へのしっかりとした調査が必要であると考えます。単に保育施設を公営で造る危険な道よりも、前述した調査、把握を徹底的に行うことにより、
民間事業者誘致拡大に向けた取組の検討をよろしくお願いいたします。
図書館運営においては、
子どもたちへの本への啓発を促せたこと。これは将来にわたる未来への財産につながる施策として大変評価いたします。 健康においては、県の
健康マイレージ事業の継続実施、がん検診や
予防接種事業、
風疹追加的対策事業、
シニアサロン、
老人クラブ活動への支援、不妊治療、不妊検査、不育症検査への一部助成などを行いました。さらなる健康寿命の延伸に向けた取組を期待いたします。 安心・安全においては、防災・減災事業として、
防災行政無線デジタル化整備工事が進められております。整備後に、災害時においての効果検証をしていただきたいと思います。冠水対策の強化として、
フレッシュタウン調整池排水設備改修工事の実施、通学路など安全な道路環境の整備、補修工事を実施いたしました。殊には懸念されていた通学路としても利用されております高野台の2か所の
歩道橋補強補修工事が進められたことは、大いに評価いたします。終息の見えないコロナ禍で、いつ訪れるか分からない大規模な地震や台風等の自然災害に対しての準備をお願いいたします。 環境においては、
生活排水処理基本計画の改定、
南側水路護岸補修工事。これにつきましては工事手法が整備場所によって、木柵と
コンクリート柵渠の違いがあったこと、設計段階での徹底が必要でなかったかと危惧するところであります。
環境センターの
長期施設整備計画に基づいた改修工事と、豊かな自然環境の保持共生としての各種事業を継続、推進しました。さらなる環境に優しい
まちづくりを期待いたします。 以上、令和元年度の各種施策、事務事業について一定の成果が得られたものと判断いたします。今後コロナによる各方面の様々な影響が懸念される中、財政運営は
少子高齢化、人口減少による税収減、
社会保障関係費や公共施設の老朽化への対策費の増加など、さらに厳しさは増しますが、既成概念にとらわれない柔軟な発想で、いま一度行政改革や事務処理の総点検を行い、スピード感でなくスピードのある町政運営を古谷町長を筆頭に職員の皆様にご活躍を申し上げ、賛成の討論といたします。 以上です。
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 9番、伊藤美佐子議員。 〔9番伊藤美佐子議員登壇〕
◆9番(伊藤美佐子議員) 9番議員の伊藤美佐子でございます。議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の認定について、公明党を代表して賛成の立場から討論を行います。 令和元年度歳入予算現額は136億9,933万3,000円で、前年度より6.69%の増額予算でありました。歳入総額130億3,053万6,614円で、前年度に比べて5.0%の増、6億2,025万5,082円の増額となり、主な歳入は町税、歳入済額は55億1,486万2,041円で、前年度より1億6,406万6,020円、3.07%増額、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金、県支出金や
ふるさと応援寄附金が2,611万円と増額となり、
まちづくり等の5事業に活用されました。しかし、分担金及び負担金や使用料及び手数料が減額となり、支出済額は125億2,488万7,077円、不用額は4億7,689万7,923円で、前年度より2億5,580万5,372円の増額となっています。不用額増額の要因は、
新型コロナ感染症対策による教育費など依然として厳しい財政運営の中、町立小中学校の
普通教室等空調機設置や杉戸小学校屋上防水改修Ⅰ期工事、杉戸中学校トイレ改修Ⅱ期工事など学校の学ぶ環境が整備されました。 公園遊具更新等工事費1,320万円、12の公園で遊具整備が行われました。新規事業、橋りょう維持管理事業7,295万9,300円、町道795号線日光側
歩道橋補強補修工事費等で歩道橋の安全が確保されました。南側散策道等維持管理事業3,370万2,030円、大字堤根地内護岸補修工事が整備され、住民の安全を確保いたしました。東武動物公園東口通り線整備検討業務委託料2,204万2,800円、杉戸町の玄関口となる東口通り線開発がまた一歩前進することになりました。
予防接種事業9,669万5,194円、
高齢者用肺炎球菌ワクチン接種は、昨年度より11.2%増、町負担金を増額し3,000円となり、さらに要望した初めての接種対象となる未接種の65歳の方に再通知を実施し、接種者が増えたことは医療費の削減にもつながり、成果があったと判断します。これらの取組の中で、交付金を確保しながら事業に積極的に取り組まれたと評価いたします。 消費税10%引上げに伴い、地域における消費喚起等を図る目的として発行されたプレミアム付商品券発行事業は、住民税非課税者と子育て世帯を対象に実施されましたが、非課税者の申請率が24.1%と低い結果となりました。町独自の対策を図るべきと考えます。 住み心地100%の
まちづくりを目指して、地域創生、子育て、健康、安心・安全、環境を重点施策として取り組まれ、歳入、町税の調定額に対する収納率が97.74%、前年度より0.25ポイント上昇で努力が見られました。執行率では91.43%で、前年度の94.23%より2.8ポイント低下となっております。年度末では、
新型コロナ感染症対策等の要因で業務が停止したことも要因と考えられます。コロナ禍で行政の取組は、ますます多角化が求められます。当町においても、人口減少や
少子高齢化、景気の落ち込みに対する税収減など様々な問題を抱える中でありますが、公共施設管理方針、個別施設計画等事務事業を積極的に取り組むことを期待します。そのためにも多額な資金の確保が必要となります。厳しい財政状況の下ではありますが、財政の健全性を堅持し、さらなる行政改革や事務事業の総点検を行い、SDGs(持続可能な開発目標)を掲げ、円滑な財政運営を要望し、賛成といたします。
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 2番、宮田雄一議員。 〔2番宮田雄一議員登壇〕
◆2番(宮田雄一議員) 2番議員の宮田雄一です。議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の認定について、会派創進を代表し、賛成の立場から討論を行います。 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の実質単年度収支はマイナス2,759万9,000円で、平成30年度と比べ赤字幅は減少していますが、依然として
財政調整基金を取り崩しての運営が続いています。杉戸
屏風深輪産業団地の整備が進み、税収の増加はしましたが、依存財源の割合は漸増傾向にあり、自主財源の強化が必須であります。しかしながら、町民税の収納率は99.09%で、町税全体でも97.47%となり、昨年度と比べて収納率が全体的に向上したことは評価いたします。 地域創生として、東武動物公園駅東口通り線においては具体的な進展が見られました。旧
杉戸小学校跡地の活用や古利根川の水辺周辺も含めた形で、
中心市街地の活性化やにぎわいの創出など未来を見据えた事業実施を望みます。 子育て分野では、小中学校への空調機の設置や、老朽化した
杉戸中学校管理棟・特別教室棟トイレ改修など教育環境の充実が図られました。今後も適正規模、適正配置を考慮しながら、効率的な運用を望みます。 安心・安全分野として、頻繁に冠水があり、通学路でもある町道Ⅱ級18号線測量設計地質調査業務委託が行われました。また、
防災行政無線デジタル化整備工事も開始されました。今後も先進事例を取り入れ、先手を打てるような事業実施を望みます。 今回の決算において、既に
新型コロナウイルスの影響が出始めています。また、気候変動による大規模災害のリスクも高まっており、将来を見据えた財政運営は一層厳しさを増すことになりますが、スピード感を持って町政運営に取り組まれますよう要望し、賛成討論といたします。
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 8番、窪田裕之議員。 〔8番窪田裕之議員登壇〕
◆8番(窪田裕之議員) 8番、自由民主党の窪田裕之です。議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論します。 令和元年度は、未来へのかけ橋となる予算として中長期的な視点に立ち、町の活力と魅力創出につながる施策に積極的に取り組んだものと評価いたします。 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算におきまして、実質単年度収支は2,759万9,000円となり、依然として
財政調整基金を取崩しの財政運営を継続しておりますが、各種財政指標につきましては改善傾向にあると判断いたします。 令和元年度の主な施策としては、東武動物公園駅
東口通り線整備事業において、
沿道整備街路事業の事業認可を取得するなど整備促進が図られました。また、旧
杉戸小学校跡地の活用では、旧
杉戸小学校跡地活用基本方針の作成など、
中心市街地の活性化のにぎわい創出に向けた事業実施の検討が進められました。 また、
小中学校普通教室エアコン設置や、杉戸中学校トイレ改修事業、子育てガイドブックの発行など子育て、教育環境の整備充実が図られました。 また、健康で元気に暮らしていけるよう、引き続きがん検診や予防接種を実施したほか、利便性の向上を図るため、がん検診のウェブ予約を開始いたしました。 大規模な地震や台風等の自然災害に備え、町道795号線日光側歩道橋補強補修事業や、すぎとピア多目的ホールの天井耐震改修事業を実施したほか、歩行者等の安全を確保するため、町道Ⅱ級1号線歩道整備事業を実施しました。また、快適な生活環境づくりのため、南側水路の護岸改修工事を実施したほか、引き続き住宅用太陽光発電システム整備費補助金など各種事業を実施しました。 以上、令和元年度各種施策事業について一定の成果があったものと判断いたします。今後ますます増加が予想される
社会保障関係費や、老朽化する公共施設の改修費用など財政的課題を念頭に置き、中長期的な視点を持って町税等の自主財源の確保に努め、さらなる行政改革に取り組み、健全な行財政運営を強く要望し、賛成討論といたします。
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。 これより採決いたします。 議案第51号 令和元年度杉戸町
一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○濵田章一議長 起立多数であります。 よって、議案第51号は原案のとおり認定されました。 ◇
△議案第52号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決
○濵田章一議長 次に、議案第52号 令和元年度杉戸町
水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分についてを議題といたします。 これより同議案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。 15番、
森山哲夫議員。 〔15番
森山哲夫議員登壇〕
◆15番(
森山哲夫議員) 議案第52号、2019年度杉戸町
水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分について、日本共産党議員団を代表し、反対の立場から討論を行います。 本案に反対する第1の理由は、2019年度においては
消費税増税による使用料や加入金への負担増が行われたということです。2019年度の影響額は、使用料では527万円、加入金では44万5,000円となり、合計では571万5,000円となります。2019年度に町民が水道会計に納めた消費税は7,297万6,000円にもなるのです。飲食料品等については軽減税率が適用されましたが、住民のライフラインである水道水には10%の消費税が課税されたのです。あまりにも理屈が通らない話ではないでしょうか。労働者の実質賃金も家計消費も低迷している中で、こうした負担増は断じて認められるものではないのであります。 本案に反対する第2の理由は、高過ぎる加入金が一向に引き下げられていないという問題です。杉戸町の加入金は、口径20ミリでは税込みで40万700円となっており、県内では4番目に高い加入金を徴収しています。口径20ミリの加入金は、お隣の春日部市の1.63倍にもなります。高過ぎる加入金は、杉戸町への定住促進を阻害する要因になりかねないものであり、せめて県平均並みに引き下げるべきであります。 2019年度は、収益的収支において4,306万円の純利益を出しています。2019年度末の利益剰余金合計額は7億962万円にも達しているのであります。こうした財源を活用し、高過ぎる加入金の引き下げや、生活困窮世帯に対する使用料の減免を実施するよう強く求めるものであります。 以上の点を指摘し、反対の討論とします。
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。 これより採決いたします。 議案第52号 令和元年度杉戸町
水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分については、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○濵田章一議長 起立多数であります。 よって、議案第52号は原案のとおり認定されました。 ◇
△議案第53号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決
○濵田章一議長 次に、議案第53号 令和元年度杉戸町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 これより同議案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。 15番、
森山哲夫議員。 〔15番
森山哲夫議員登壇〕
◆15番(
森山哲夫議員) 議案第53号、2019年度杉戸町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。 本案に反対する第1の理由は、2019年度においては
消費税増税による使用料への負担増が行われたということです。2019年度の影響額は、年度途中からですが、それでも総額では198万5,000円にもなります。水道と下水道を合わせれば、影響額は770万円となり、2019年度に町民が上下水道会計に納めた消費税は、実に1億円を超えるのであります。飲食料品等については軽減税率が適用されましたが、住民のライフラインである上下水道料金には10%の消費税が課税されたのあります。労働者の実質賃金も家計消費も低迷している中で、こうした負担増は断じて認められるものではないのであります。 本案に反対する第2の理由は、2019年度末をもって当町の下水道事業で採用していた官庁会計方式を廃止し、公共下水道事業の在り方の大転換を図ったことであります。2020年度からは、地方公営企業法が適用されることとなったのであります。地方公営企業法の適用化は、下水道整備に関わる膨大な建設資金も含めて、その全てを受益者負担、利用者負担の原則で賄おうとする仕組みを構築するものであり、今後は経営戦略等を通じて際限のない料金引上げの体系をつくることにつながりかねないものであります。そもそも公共下水道事業は、公衆衛生の向上や公共用水域の水質保全などを図るために行われるもので、利潤等の創出は前提としていない事業であるわけですから、国及び地方自治体の責任において官庁会計方式の下で行われるべきものであります。 以上の点を指摘し、反対の討論とします。
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 8番、窪田裕之議員。 〔8番窪田裕之議員登壇〕
◆8番(窪田裕之議員) 8番、自由民主党の窪田裕之です。議案第53号 令和元年度杉戸町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成の討論を行います。 下水道は、雨水の排除による浸水の被害軽減や汚水の処理による生活環境の改善、公共用水域の水質保全など快適な生活を支える上で重要な役割を担う都市基盤施設であります。杉戸町の公共下水道事業は、昭和56年度に整備を開始し、現在整備済みの面積は525.6ヘクタールとなり、町全体の普及率は71.13%まで上昇し、事業の推進に積極的に取り組んでこられたことに敬意を表したいと思います。 しかしながら、下水道の未接続世帯が西地区132世帯、中央地区1,087世帯、豊岡地区214世帯あることから、今後水洗化率の向上に努めていただき、下水道使用料に反映していただくよう期待いたします。今後におきましても、事業計画区域の整備完了を目標に引き続き下水道の普及に努められるとともに、下水道未接続への対策に努められるよう期待いたします。 さらに、財源の確保及び受益者負担の公平性の観点から、下水道使用料及び受益者負担金の収納対策に取り組み、より効率的な事業運営を推進されることを期待いたしまして、議案第53号に対する賛成討論といたします。
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。 これより採決いたします。 議案第53号 令和元年度杉戸町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○濵田章一議長 起立多数であります。 よって、議案第53号は原案のとおり認定されました。 ◇
△議案第54号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決
○濵田章一議長 次に、議案第54号 令和元年度杉戸町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 これより同議案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。 15番、
森山哲夫議員。 〔15番
森山哲夫議員登壇〕
◆15番(
森山哲夫議員) 議案第54号、2019年度杉戸町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。 2019年度決算は、国保の都道府県化に併せて国保税の増税が強行されてから2回目の決算となります。2019年度の決算認定に反対する最も大きな理由は、依然として加入者の負担能力を超える高額な国保税によって加入者が苦しめられているということです。国保加入者の所得や担税力は、依然として低迷しております。2019年度における国保加入者1世帯当たりの課税所得は、たったの106万5,312円でしかありません。ところが、2019年度の1世帯当たりの国保税は、最終調定時点で13万2,525円にもなっているのであります。課税所得に対する負担率は12.4%、課税所得の1か月半分が国保税で消えてしまうことになるのです。これでは、加入者から払いたくても払い切れないという悲鳴が上がるのも当然ではないでしょうか。 町が行うべきことは、加入者に過酷な負担を押しつけることではありません。2億5,800万円以上にも上る
財政調整基金の活用や、一般会計からの法定外繰入れを増額することなどによって、加入者が支払える国保税にしていくことこそ求められているのであります。杉戸町の国保に加入している世帯の8割は、所得200万円以下の世帯です。滞納世帯のうち、所得200万円以下の世帯が占める割合も8割となっています。所得金額0の世帯は32.4%、法定軽減を受けている世帯は国保加入世帯の51.6%にも上ります。担税力に欠ける国保加入者の負担は限界に達しているのです。高過ぎる国保税は引き下げて、加入者が支払える国保税とすることを強く求め、反対の討論とします。
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。 これより採決いたします。 議案第54号 令和元年度杉戸町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○濵田章一議長 起立多数であります。 よって、議案第54号は原案のとおり認定されました。 この際、暫時休憩いたします。 休憩 午前10時59分 再開 午前11時15分
○濵田章一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△議案第55号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決
○濵田章一議長 次に、議案第55号 令和元年度杉戸町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 これより同議案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。 12番、
石川敏子議員。 〔12番
石川敏子議員登壇〕
◆12番(
石川敏子議員) 12番の石川敏子です。議案第55号、2019年度杉戸町後期高齢者医療特別会計決算に対して、反対の討論を行います。 2019年度は、元被扶養者に対する均等割4万1,700円の今まであった5割の軽減措置が廃止となり、保険料は2倍に、また低所得者に対する均等割の9割軽減が8割軽減へと縮小され、該当する方はこちらも保険料が2倍となりました。消費税も引き上げられ、高齢者にとって二重の負担増となりました。2017年度から行われてきた特例措置の廃止や縮小による影響額は、この3年間で実に2,182万1,270円に及びます。年金も引き下げられ、収入が増えることのない高齢者にこのような負担増を押しつけることは、到底認められるものではありません。そもそも後期高齢者医療保険は、75歳以上の高齢者を強制的に別枠の保険に移して、医療費とリンクして負担を強いるものであり、こうした制度は廃止し、誰もが安心して医療が受けられる制度とするよう強く求めて反対の討論といたします。 以上。
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。 これより採決いたします。 議案第55号 令和元年度杉戸町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○濵田章一議長 起立多数であります。 よって、議案第55号は原案のとおり認定されました。 ◇
△議案第56号の
委員長報告に対する質疑、討論、採決
○濵田章一議長 次に、議案第56号 令和元年度杉戸町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 これより同議案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。 1番、
上田聡議員。 〔1番上田 聡議員登壇〕
◆1番(
上田聡議員) 1番、上田聡です。議案第56号、2019年度杉戸町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に当たり、日本共産党議員団を代表して反対の討論を行います。 2019年度の予算執行においては、JMA地域包括支援センターの開設など一定の評価ができる成果もあるのですが、課題への対応が不十分な点や問題点があるので、以下のとおりそれらを指摘し、反対の理由とします。 第1の点は、第2号被保険者を含むサービス未利用者が、第7期1年目の413人から、2年目の20年度は100人以上も増えて519人にも上っていることです。要介護認定者実数に占める割合も、20.7%から24.4%へと約1.2倍近くも増えています。それだけ家族への負担が増しているということです。サービス未利用の根底には、重くのしかかる介護利用料の負担があります。特定入所者介護サービス費や高額介護サービス費等の負担軽減策の周知をさらに徹底することはもちろん、町独自の利用料助成制度の階層を第4段階以降にも広げ、助成額自体の引上げを図るなど制度の拡充をさらに進め、サービスを必要とする全ての人に必要なサービスが行き渡るようにすべきです。 第2の点は、一般介護予防事業における町の関与が後退しつつある問題です。例えば町はこの間、出前いきいき体操教室へのプロの講師や看護師など専門家の派遣を縮小し、ボランティアのサポーターへの切替えを進めてきました。その結果、サポーターが確保できない団体の中には、げんきSUGI体操へ移行するならまだしも、教室を閉じてしまった団体さえ現れ、同教室の利用回数と延べ参加人数は前年度に比べ、それぞれ71回、914人も減ってしまいました。このような行き過ぎた地域任せ、ボランティア頼みの運営は、介護予防における専門性と効果の低下を招きかねず、問題です。なお、介護予防サポーター等へは移動費用さえ支給されず、謝礼も1回当たり100円とあまりにも低過ぎます。介護予防のためにボランティアの確保が必要というのであれば、もっと支援を強化すべきであって、現状ではボランティアの行為に甘え過ぎと言わざるを得ません。 第3の点は、基金残高がほぼ減っていないことです。第7期の介護保険事業計画では、総額約5億円の基金残高のうち、その2分の1となる2億5,000万円の取崩しを見込んで計画を作成したわけですが、結果は2019年度末でいまだ5億1,400万円の基金を積み残したままです。それは、第7期の2か年を通じて基金取崩し額とほぼ同額の積み立てがあったためです。さらに、そうなってしまった理由は、一つにはこれまで主に2点指摘してきたような課題解決等に必要な予算措置を講じてこなかったことがありますが、根本的には第7期の計画に見込んでいた特別養護老人ホームの新規開設が2021年度の4月、つまり第8期に繰り延べられてしまったのに、介護保険料を当初計画のまま下方修正をしなかったことなど、計画から介護給付が大きく下回った結果です。したがって、第7期は介護保険料を多めに取り過ぎてため込んでしまったということができます。滞納者は、今期2年間、毎年200人を超えています。保険料は、払える額へ速やかに引き下げる形で被保険者に返し、保険料や利用料の独自減免措置も、滞納者の多い所得第4段階をはじめ、第6段階まで拡充すべきです。 以上指摘し、反対の討論といたします。
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。 これより採決いたします。 議案第56号 令和元年度杉戸町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○濵田章一議長 起立多数であります。 よって、議案第56号は原案のとおり認定されました。 ◇
△議案第57号の質疑、討論、採決
○濵田章一議長 日程第3、議案第57号 令和2年度杉戸町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 7番、平川忠良議員。 〔7番平川忠良議員登壇〕
◆7番(平川忠良議員) 7番議員の平川忠良でございます。議案第57号 令和2年度杉戸町一般会計補正予算(第7号)について3点お伺いをします。 補正予算書の27ページ、心身障がい者援護対策事業の中に、今回消耗品の追加分14万2,000円がございます。これは、障がい者災害支援バンダナの作成ということで、昨年作った分から追加ということで、今回100枚というお話を聞いておりますが、こちらのバンダナ作成の追加した理由、それから以前作ったものと同じものを作成するのか、その辺の内容についてお伺いをします。 それから、2点目が41ページ、道路維持事業の中に町道Ⅰ級11号線舗装補修工事費2,585万円今回計上されておりますが、広域農道の補修工事費ということで、今までほぼほぼ補正予算と当初予算でも上がっていなかったのですが、今回補正予算で上げた理由と、広域農道はかなり距離が長いですから、具体的にどこを補修をするという計画なのかお伺いをします。 それから3点目、43ページ、南側散策道維持管理事業、護岸補修工事費が1,507万8,000円計上されております。当初予算で設計をやりまして、工事については補正予算でということで、当初予算のときにお話があった部分の工事だと思いますが、具体的な工事、去年上蔵久集会所までの護岸補修工事やったのですが、
コンクリート柵渠でやったわけなのですが、同じような工事なのか、また工事時期は。それから、この工事費の中にはフェンスの工事費も含まれているのでしょうか、その辺確認をしたいと思います。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 福祉課長。 〔小松晋子福祉課長登壇〕
◎小松晋子福祉課長 お答えいたします。 補正予算書の27ページ、心身障がい者援護対策事業、需用費、消耗品費についてのご質問でございます。外見から支援が必要であることが理解されにくい障がいを持つ方が、災害時に周囲からの支援を受けやすいように、目印となります障がい者災害時支援バンダナを昨年度は200枚作成し、まずは杉戸町障がい者協議会へ寄贈させていただいたところです。また、このたび町民の方から障がい者福祉のためにという寄附をいただきましたので、この寄附金を財源といたしまして、100枚の追加作成を考えております。実際に羽織ってみますと、文字の大きさや文字の位置など改善点などもあることから、より使いやすいものにしたいと考えております。 また、災害時の支援バンダナでございますが、防災リュックなどに入れて万が一に備えていただくのが効果的と考えますが、災害時に備えまして、今後町内20か所の避難所や役場の防災倉庫への備蓄も考えております。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 都市施設整備課長。 〔武井洋樹都市施設整備課長登壇〕
◎武井洋樹都市施設整備課長 お答えいたします。 補正予算書41ページ、町道Ⅰ級11号線舗装補修工事費について、補正予算計上の理由でございます。このⅠ級11号線につきましては、現状として非常に交通量が多いため、全線にわたり舗装のひび割れやわだち掘れなどが多く発生しており、大変老朽化が進んでおります。これまで舗装の状態を見ながら、ある一定規模の区間ごとに舗装補修を実施してきたところでございます。今回の舗装補修箇所は、前回の補修からかなりの年数がたっている場所になりまして、特に状態が悪い箇所でございます。そのため、通行車両に危険を及ぼさないためにも、また近隣の住宅に発生してしまう通行車両による振動を抑えるためにも、舗装補修を早急に実施したく計上した次第でございます。場所については、大字大塚地内になりますけれども、具体的には春日部市との行政境に係る安戸大橋から県道惣新田春日部線との交差点の手前約100メートル付近までの区間、延長540メーターの舗装の補修でございます。 続きまして、補正予算書43ページ、南側護岸補修工事、こちらの具体的な内容でございますが、水の流れの確保と、のり面崩落の危険性を解消するために堤根地内になりますけれども、延長約60メーターの区間において
コンクリート柵渠を敷設し、整備するものでございます。工事期間は、補正予算を議決いただいた後、材料の手配などを行い、実際の施工は年明けの1月から3月下旬までを予定しております。 続いて、既設のフェンスの関係でございますが、必要に応じてフェンスを撤去し、施工いたしますが、最終的には元に戻すということになります。状況によっては新設する場合もございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 7番、平川忠良議員。
◆7番(平川忠良議員) 再質問させていただきます。 バンダナについては、先ほど文字の大きさ等を変えるという話ですけれども、デザイン的なもの、今黄色の布地に黒字で書いてあるのです。具体的にもっと、例えば文字の大きさなり、その文字自身をどうするのか、ほかの文字に変えるとか、何か具体的なことを教えていただきたいと思います。 それから、広域農道については、先ほど安戸落の橋から大塚の恐らく交差点前だという話だったのですけれども、具体的に工事時期だったりと、片側交互通行だとか、恐らく夜間にやるとかいろんな、あれだけ交通量ありますから、あとは地域住民に対しての説明等についてはどういうふうに考えているのかお伺いします。 それから、南側補修工事については、地元住民に以前は説明をしたのですけれども、今回の説明については考えていらっしゃるのか確認したいと思います。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 福祉課長。 〔小松晋子福祉課長登壇〕
◎小松晋子福祉課長 お答えします。 障がい者の災害時支援バンダナの変更点についてでございますが、デザイン的に大きく変えるということは考えておりませんで、文字の配置の変更を考えております。結局羽織ってしまうと、しわになってたたまれてしまう部分があることから、それと文字の配置を変えて、より見やすくするようにと、障がい者の方たちとお話合いをさせていただきまして、そのように変えさせていただくことを考えております。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 都市施設整備課長。 〔武井洋樹都市施設整備課長登壇〕
◎武井洋樹都市施設整備課長 お答えいたします。 Ⅰ級11号線の舗装の補修の関係になりますが、まず工事の時期でございますが、12月上旬の1週間程度を見込んでおります。そして、当路線は大変交通量が多いため、日中に施工をしますと大きな渋滞の発生が予想されます。そのため、近隣や通行者への影響を考慮し、事前に迂回のお知らせをした上で夜間工事を予定しております。 住民へのご説明でございますが、こちらにつきましては区長を通じまして工事のお知らせを回覧で対応したいと考えております。 続きまして、南側の工事の関係になりますけれども、住民説明会ということですが、平成30年度に説明会を2回ほど実施してございます。そういった関係で、そのときに整備の方針はご理解いただいていると思いますので、改めて説明会等は実施せずに、関係区長を通じまして工事のお知らせ回覧等、また近隣のお住まいの方には直接お話をしたいと考えております。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 7番、平川忠良議員、特に3回目の質疑を許可いたします。
◆7番(平川忠良議員) 1点だけです。南側については、2年連続で堤根地内の工事を計画的にということでやっていただけたのですが、今後ですけれども、堤根地内の先は工事終了しますと、ほぼほぼ住宅地の中を通っていく流れになっておりまして、予算をこれから組んでいく中で、次の計画はどこを予定しているのかという考えがあれば教えてください。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 都市施設整備課長。 〔武井洋樹都市施設整備課長登壇〕
◎武井洋樹都市施設整備課長 お答えいたします。 南側護岸改修等これまでやってまいりましたが、次の計画についてでございます。これまで危険性のある箇所を優先的に整備をしてまいりましたが、この危険性がある箇所というのは、やはり優先したいところはございます。来年度以降、次の整備になりますが、現時点で具体的な見通しは立っていないというところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 ほかにありませんか。 14番、須田恒男議員。 〔14番須田恒男議員登壇〕
◆14番(須田恒男議員) 14番の須田でございます。補正予算に対して3点ほどお伺いをいたします。 まず、37ページにペットボトルプレス処理業務委託料ということで、今後ペットボトルを加圧してコンパクトなものにして売りに出さないと業者が買ってくれないということで、こういう対応をされたということなのですが、今現在収集の関係においてペットボトルは潰して出してくださいという、そういうお願いを町民にやっているかと思うのですが、このペットボトルを圧縮処理されることによって、町民が出すときにペットボトルを潰さなくてはいけないのかどうなのか。そこら辺の検討はどのようになっているのかお伺いをいたします。 それから、43ページ、ただいま南側の水路護岸工事の関係で質疑があって、60メートルのコンクリートの工事をするということでありましたが、今後町の方針として南側の整備というものは、基本的に木柵ではなくてコンクリートが最低限の工事内容になる。言い方は悪いですけれども、ここのところは木柵ではできなかった、こういうことなのでしょうか。それと併せて、このコンクリートの1メートル当たりの金額をどのように算出をされたのでしょうか、お伺いをいたします。 それと、45、47ページ、小学校、中学校の管理事業の中で屋内運動場ということですから体育館だと思うのですけれども、この落下防止対策。これは具体的にどういったものなのか教えていただきたいのです。よろしくお願いいたします。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 環境課長。 〔小野寺 満環境課長登壇〕
◎小野寺満環境課長 お答えいたします。 補正予算書37ページ、ペットボトルプレス処理業務委託料についてでございますが、現在町ではペットボトルにつきましては、潰して町民の皆様から出していただいて収集のほうを行っております。今後につきましても、委託先の処理工場まで運搬する必要がございますので、町民の皆様には今までどおりペットボトルを潰していただいて、その上での収集をしたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 都市施設整備課長。 〔武井洋樹都市施設整備課長登壇〕
◎武井洋樹都市施設整備課長 お答えいたします。 補正予算書43ページ、南側の護岸補修工事の関係になりますが、まず今後の整備の方針として木柵でなくコンクリート整備なのかということについてでございますが、町の方針としては、政策会議において南側水路の基本的な整備方針は水路としての基本的な機能の確保を最優先に考えて、原則木柵等による護岸整備を標準的な整備手法とするということになっております。そのため、まず基本は木柵での整備を検討してまいりますが、現場の状況などから木柵では強度的に耐えられない等の結果が出た場合は、
コンクリート柵渠などの整備も検討することになるものと考えております。 続きまして、今回木柵で整備ができなかったのかということでございますが、まずは木柵の整備を検討してまいりました。これは平成29年度でございますが、最終的には道路側からの土圧等を考慮しまして、
コンクリート柵渠での施工となったところでございます。平成29年度、令和元年度に引き続いて同じタイプの施工となったところでございます。 そして、計上させていただきました予算ベースでの1メーター当たりの単価でいきますと、約24万5,000円となります。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。 補正予算書45、47ページ、屋内運動場天井等落下防止対策工事の内容についてのご質問でございますが、平成23年3月に発生した東日本大震災では、多くの学校施設において構造体のみならず、非構造部材の被害が発生しました。特に天井の高い屋内運動場等の天井材が全面的に落下した事象や、部分的に落下した事象など落下被害が多く見られました。こうした状況を踏まえまして、文部科学省では既存の屋内運動場等における天井等落下防止対策の一層の推進を学校設置者に対して要請したところでございます。昨年度末に小中学校それぞれ点検業務を発注しましたが、令和2年度の当初予算に間に合わず、早期の対策を完了させることが必要であるため、今議会の補正予算に計上いたしたところでございます。該当する箇所といたしまして、当町では照明器具、バスケットボールゴールが該当し、全ての学校の体育館が対象となっております。対策といたしましては、照明器具及びバスケットボールゴール、それぞれワイヤーを使い、支持できる部材に緊結することで地震等による落下を防ぐことができるようになります。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 14番、須田恒男議員。
◆14番(須田恒男議員) まず、ペットボトルの関係なのですが、これはこの補正予算が可決になった後、どこの業者にこれを依頼するのか。恐らくもう予定が決まっているのだろうと思いますけれども、その辺をお伺いをするとともに、あと1点は今ペットボトルを潰して出すのですよということになっているけれども、私が見る限りではペットボトルはほとんど潰されていないで、いわゆる原形のまま出ているのだろうと思うのですけれども。そこら辺の町の方針と町民の受け止め方というのは乖離しているのではないかと思うのですけれども、担当課としてはそういったところをどのように把握をされて苦慮されて、そして実践しようとしているのかお伺いをしておきます。 それと、次に都市施設整備課にお伺いをいたしますが、土圧の関係で、ここは木柵では駄目だからコンクリートにしたと。そうすると、木柵とコンクリート化にするその土圧の値、私専門的では分かりませんから、数字的にこうなのですという、そういう数字があれば出していただきたいのと、木柵のメートルの金額、これはいかようになるのか。木柵とコンクリートのメートルの違いというのは、金額ではどのくらいあるのでしょうか。なお、南側において木柵施工する場所というのはこれからあるのでしょうか。3点お伺いをいたします。 それと、屋内運動場の関係でありますが、この照明器具を落下防止ということで、ワイヤーで強化をするということと理解をしたのですけれども、この照明というのはLEDとかいろいろありますけれども、そういった電気料金がかからない、そういったものにこの際替えていく、そのような計画性というのはお持ちなのでしょうか。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 環境課長。 〔小野寺 満環境課長登壇〕
◎小野寺満環境課長 お答えいたします。 委託する業者についての関係でございますが、ペットボトルをベール化する処理施設を有している事業所は限られていることに加えまして、ごみの収集と処理は日常生活や経済活動を営む上で、経済性よりも確実な履行を優先するよう環境省からも通達されていることも踏まえ、10月から業務を開始するに当たり、大きな混乱がないよう杉戸町においてごみ収集の実績がある業者と随意契約を行いたいと考えております。具体的には、当町のその他プラの収集運搬と処理、また粗大ごみなどの最終処分場までのルートを担っているなど、多くの実績がある株式会社ウィズウェイストジャパンを委託先として考えております。 次に、現在ペットボトルにつきましては、水洗いをして潰して出すように町ではお願いしております。今後につきましても、町といたしましてはごみカレンダー、ホームページ、広報紙等を活用して、町民の皆様にお願いしてまいりたいと考えております。現状、今袋に入っている状態を確認しますと、議員ご指摘のとおり潰されていないペットボトルが多数見受けられますので、担当課といたしましても今後はきちんと潰してから出していただけるように啓発を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 都市施設整備課長。 〔武井洋樹都市施設整備課長登壇〕
◎武井洋樹都市施設整備課長 お答えいたします。 今回の設計に当たりまして、道路側からの土圧の関係ということで、その設計の土圧のデータのことになりますが、大変申し訳ありません。現在数字的な資料を持ち合わせておりませんので、この場でお答えすることはできません。土圧の計算ですね。ここの場所というか、一定の基本的な施工箇所を拾い上げまして、そこの状況で計算をしているということになります。 続きまして、木柵での金額は算定しているのかということでございますが、前回の工事に引き続き今回コンクリートにしたわけですけれども、今回に当たりましては改めて木柵での設計はしておりません。 続きまして、今後の南側整備において木柵の整備の可能性、整備ができる場所になりますが、今回のような土圧に影響がない場所というのはあると思います。また、水路の深さが浅い場所では土圧もあまり高くなりませんので、そういった場合はあるのではないかと考えているところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。 屋内運動場天井等落下防止対策工事の再質問について、照明器具のLED化は予定はあるのかどうかというご質問でございますけれども、体育館の照明器具のLED化につきましては、現在杉戸中学校で既に工事は済ませております。その際の費用については、約1,000万円程度の費用となっており、全ての体育館をLED化するには多額の費用を要することから、今回は緊急的に防止対策を施すことにいたしました。今後は、LED化できるよう計画してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○濵田章一議長 ほかにありませんか。 この際、暫時休憩いたします。 休憩 午後 零時03分 再開 午後 1時05分
○濵田章一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前に引き続き議案第57号の質疑を続けます。 ご質疑ございましたら発言願います。 9番、伊藤美佐子議員。 〔9番伊藤美佐子議員登壇〕
◆9番(伊藤美佐子議員) 9番議員の伊藤でございます。議案第57号、一般会計補正予算について、2点ほどお聞きいたします。 27ページにあります委託料121万円、障害者自立支援給付審査支払等システム改修業務委託料がございます。これの具体的な委託の内容をお聞きいたします。 それから、もう一点が31ページにございます子育て世代包括支援センター運営事業(基本型)、需用費の48万8,000円、子育てガイドブック追加作成となっております。この追加になった経緯をお聞きしたいと思います。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 福祉課長。 〔小松晋子福祉課長登壇〕
◎小松晋子福祉課長 お答えいたします。 補正予算書の27ページ、心身障害者援護対策事業の委託料についてでございます。障害者自立支援給付審査支払等システム改修業務委託料についてでございますが、こちらの委託料は令和3年度に障がい福祉サービスに係る報酬改定が予定されておりまして、これらの改正に必要な改定に関して障害者自立支援給付支払システム等の改修が必要となることから、システム改修に係る経費を計上させていただいたものでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。
子育て支援課長。 〔植原政彦
子育て支援課長登壇〕
◎植原政彦
子育て支援課長 お答えいたします。 補正予算書30ページ、31ページにまたがります子育て世代包括支援センター運営事業(基本型)の印刷製本費追加分の中身でございます。こちらは令和元年度にやはり予算をいただきまして、1,500部作成をいたしたところでございます。具体的には、
子育て支援センターはじめ児童館、保健センター、また幼稚園や保育園といった現場の公共施設のほうに配布をさせていただいたところ、大分好評を博してございまして、このたびまた令和2年度の補正予算を頂戴いたしまして、各幼稚園、保育園の園児や保護者のご家庭のほうにも基本的に全戸配布をさせていただければということで提案をさせていただいた次第でございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 9番、伊藤美佐子議員。
◆9番(伊藤美佐子議員) 改定があってという形で対応するのはお聞きしましたけれども、この委託先はもう決まっているのでしょうか。またはこれから決める部分なのでしょうか、それをお聞きしたいと思います。 それから、子育てのガイドブックでありますけれども、幼稚園、保育園のいる家庭に全戸配布という形ですけれども、どういう形で対象者の全戸配布になるのかお聞きしたいと思います。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 福祉課長。 〔小松晋子福祉課長登壇〕
◎小松晋子福祉課長 お答えいたします。 障がい福祉サービスに係る報酬改定と申し上げたのですけれども、委託先につきましては、ただいま資料が手元にございませんのでお答えすることができません。申し訳ありません。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。
子育て支援課長。 〔植原政彦
子育て支援課長登壇〕
◎植原政彦
子育て支援課長 お答えをいたします。 どのような形をもって、こちらのパンフレット、ガイドブックを配布するかということでございますが、現在公立、私立の保育園、また公立、私立の幼稚園、およそ概数ではございますけれども、1,000部弱ほど数を見込んでございます。こちら全て園の現場を通じまして、配布をさせていただこうと思っております。また、このたびトータルで1,500部を作成、増し刷りをさせていただく予算を頂戴する予定でございますけれども、残りの500部についても
子育て支援センターや保健センターはじめ、各公共施設のほうで留め置きという形で配布をさせていただこうと考えてございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 9番、伊藤美佐子議員、特に3回目の質疑を許可いたします。
◆9番(伊藤美佐子議員) 委託先は、まだ資料がということなので、後日分かりましたらお知らせいただきたいと思います。
○濵田章一議長 ほかにありませんか。 1番、
上田聡議員。 〔1番上田 聡議員登壇〕
◆1番(
上田聡議員) 1番、上田聡です。 補正予算書45ページと47ページ、小学校管理事業及び中学校管理事業なのですが、杉小、杉中、東中のPCB廃棄物収集運搬業務委託料とPCB廃棄物処理業務委託料について質問させていただきます、3点ほど。 総額で405万7,000円の事業なのですけれども、1点目、PCB廃棄物についてはいつ頃から把握していたのかということと、2つ目はなぜ9月補正という時期での計上になったのか。当初予算に計上できなかった理由というところにポイントを置いて説明していただければと思います。それと、3つ目は工期の予定です。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えします。 補正予算書45、47ページ、小学校管理、中学校管理事業のPCBの業務委託料についてのご質問でございますけれども、PCB廃棄物については昭和28年から昭和47年に国内で製造された変圧器、コンデンサーの絶縁油に使用されたものがございます。平成13年にポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理推進に関する法律が施行され、保管の届出、処理の義務化などが定められました。当町においても保管の届出を行い、処理できる時期を待っていたところでございます。処理については、国が中心となって日本環境安全事業株式会社を活用して拠点的な処理施設を整備することになり、平成16年の北九州事業の操業をはじめ、全国5か所に処理施設が整備されました。平成28年度頃から処理できる登録が開始され、処理できる地域によって処分できる時期が定められ、当町においては東京と北海道の処理場となり、令和元年に見積りを徴しておりましたが、令和2年度当初予算には間に合わなかったため、9月の補正予算に計上したところでございます。このことにより処分期限が定められているため、早期に処分することにより管理責任が解消され、児童生徒の安全安心に寄与することになります。 履行期限といたしましては、処分された後のマニフェストの手続の関係もあり、来年3月末を予定しております。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 1番、
上田聡議員。
◆1番(
上田聡議員) 再質問させていただきます。 この補正という時期での計上なのですが、参考までにお伺いしたいのですが、県内の自治体の動向なのですけれども、やはり杉戸町と同じように北海道の処理場というのですか。この時期、去年とかではなくてこの時期の計上になっているのか、その辺の動きはどうなっているのでしょうか。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。 このPCB廃棄物の県内の自治体の動向というご質問でございますけれども、申し訳ございません。県内の自治体の動向については現在把握しているところではございませんので、どういった形で処理するかというのは分からない状態でございます。 なお、先ほどご説明しました処理をしている地域ということでございますけれども、埼玉県においては県内統一でございますので、高濃度のPCB廃棄物の種類によりまして、埼玉県はPCB等変圧器、廃コンデンサーについては東京になりまして、それ以外のPCB廃棄物、安定器、汚染物等3キロ未満の廃変圧器等、これら保管容器については北海道ということになっております。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 ほかにありませんか。 12番、
石川敏子議員。 〔12番
石川敏子議員登壇〕
◆12番(
石川敏子議員) 補正予算について4点ほど質問させていただきます。 28ページ、保育園費があるのですが、ここに3,100万円からの給与の減額があります。この給与の減額の理由と、30ページにあります給与(会計年度任用職員)の減額が1,100万円ほどあります。この内容について明らかにしていただきたいと思います。 それから、37ページにありますペットボトルプレス処理業務委託料について伺います。今までは、回収したのをそのままそこの同じ運ぶ業者に委託してやっていたのを潰すことになったわけですよね。なぜ潰すようになったのか、その経緯と、それから今までのペットボトルに対する処理の仕方が変わったのか。委託というか、引取り業者が違ったとか何かあるのかどうか、そこのところをお尋ねしたいと思います。 それから、その下にあります工事請負費、砂循環ライン更新工事費があります。これもなぜ年度当初ではなく今なのかというのも含めて、工事の内容について明らかにしてください。 それと、47ページにあります幼稚園費、給与についてここは増額になっています。690万円ほど増えているのですが、この増の理由を明らかにしてください。 以上。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 総務課長。 〔門脇利夫総務課長登壇〕
◎門脇利夫総務課長 お答えをいたします。 補正予算書28ページの3目保育園費の給与費の減額の理由についてでございますけれども、まず1点目は町の正規の保育士の減に伴う減ということでございます。当初見込んでおりました人数よりも、新規採用等で人数が十分でなかったという部分がありますので、そちらが減になっているところでございます。 続きまして、30ページにあります会計年度任用職員の減につきましては、当初予算でフルタイムの会計年度任用職員を予算計上していた分が、結果としてパートタイムの職員に変わったことに伴う減でございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 環境課長。 〔小野寺 満環境課長登壇〕
◎小野寺満環境課長 お答えいたします。 補正予算書37ページ、ペットボトルプレス処理業務委託の委託業務を行う経緯でございますが、ペットボトルにつきましてはリサイクルできる資源物として、現在は収集した状態のまま有価物として1キログラム当たり2円で売却をしております。しかしながら、近年ペットボトルの取引価格が下落傾向にあることに加えて、
新型コロナウイルスの影響や原油価格の下落で国外への流通が滞り、収集した状態の無加工のペットボトルは有価物としての売却が難しくなっております。しかしながら、ペットボトルをベール化すれば有価物としての売却が可能となることから、このたびペットボトルプレス処理業務委託について補正予算に計上させていただいたものでございます。 次に、同じく補正予算書37ページ、砂循環ライン更新工事費につきましては、砂循環ラインは設備稼動から20年以上が経過し、これまで損傷箇所については補修や当て板による補強を行ってまいりましたが、ケーシングの肉厚が薄くなり、補修ができない状況となっております。このため、循環する砂が外部に流出し、工場棟内の作業環境が著しく悪化するおそれがあり、安定したごみ処理に支障を来すことから、今回補正予算で予算計上したものでございます。担当課といたしましては、令和3年度当初予算での予算要求を予定しておりましたが、設備の摩耗及び損傷が著しく進み、安定したごみ焼却を行うためには早急な設備更新が必要と判断したことから、補正予算に予算計上したものでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 総務課長。 〔門脇利夫総務課長登壇〕
◎門脇利夫総務課長 お答えいたします。 幼稚園の給与費の増についてでございますけれども、幼稚園の給与費につきましては人事異動と申し上げますか、職員の新陳代謝に伴う増によるものでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 12番、
石川敏子議員。
◆12番(
石川敏子議員) 再質問させていただきます。 保育園の給与、これはもう
放課後児童クラブは全く入っていないで、全部保育園ということでいいのでしょうか。そこは確認したい。予算のときに、保育園も
放課後児童クラブも会計年度任用職員は一緒になっていましたので、
放課後児童クラブは入っているのかなと思ったのですが、それは入っていないのですね。全部保育園の保育士の関係の減額ということ、まずそこを確認したいのと、保育士が減ったということなのでしょうか。正職員が減ったと言っていましたけれども、今相当詰め込みをしているわけですよ、保育園も。1人保育士がいれば3歳児が可能になるとか2歳児が可能になるとか、そういう微妙なところなのだと思うのです。だから、そういう関係では保育士が辞めて、その後の体制的にどうなっているのか。この会計年度任用職員についても、同じようにそこはどういうふうに、1人減ったから1クラス減ったとはならないのだろうとは思うのだけれども、1人の保育士に0歳は3人とかと決まっていますよね、配置基準が。その関係でどうなのですかというのを、まずそこが聞きたいと思って伺いました。 それから、ペットボトルについてなのですが、ペットボトルが有価物だという、決算では27万3,515円の売上げというか、ペットボトルの。これが1キロ2円という数字なのかなと思うのですが、新たに別なところに引き取ってもらうというところについては、1キロどのぐらいの金額になっているのか。それと、容器包装リサイクル法のところに行くわけではないわけですよね。有価物として売るということのようなのですが、そこは容器包装リサイクル法の処理施設に持っていかなくても、そこだと潰さなくて済むとか、何かそういう判断というのはどうなっているのか。そこに持っていけば、潰す費用が結構かかりますから、潰していく費用がかかるということで、どっちが安いかということなのだけれども、そこはどういうふうに判断なされたのか。それと、もうペットボトルの潰せばどこに売るかというのは見えているわけですか。 以上。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 総務課長。 〔門脇利夫総務課長登壇〕
◎門脇利夫総務課長 お答えをいたします。 まず、保育園費の中に
放課後児童クラブの職員、会計年度任用職員が入っているかというご質問でございます。先ほど私のほうで説明が不十分で申し訳ございません。
放課後児童クラブの職員数も入ってございます。
放課後児童クラブ、個別には今手持ちの資料がないのですけれども、保育園費として会計年度任用職員フルタイムを23名見ておりました。パートタイムを73名見ておりました。今回の7号補正で、フルタイム17名、パートタイム81名という状況でございます。 それと、保育園の正規職員の数の関係でございますけれども、こちらも私のやはり説明が十分ではなかったのですけれども、保育園の正規職員が減っているということではなくて、採用を予定していた人数まで達しなかったので、当初予算と現実の令和2年度に入ってからの人数に乖離が生じたというところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。
子育て支援課長。 〔植原政彦
子育て支援課長登壇〕
◎植原政彦
子育て支援課長 お答えをいたします。 本議会においても、人員の基準であるとか面積の基準のほうをお答えしたことがあるやもしれません。いずれにしても、そちらの基準については全て満たした形で正規職員、また会計年度任用職員の配置行っているということでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 環境課長。 〔小野寺 満環境課長登壇〕
◎小野寺満環境課長 お答えいたします。 プレスしたペットボトルの売却に関するご質問でございますが、歳入見込みにつきましては、そのプレスしたペットボトルがどの程度の金額で売却できるかどうかは確定しておりませんので、売却金額について申し上げることは難しい状況でございます。しかしながら、担当課といたしましては、1キログラム当たり7円程度で売却できるのではないかと見込んでいるところでございます。また、どの業者に売却するかにつきましては、現時点ではまだ決まっておりません。 続きまして、容器包装リサイクル協会の関係でございますが、協会のほうも処理計画を立てて年間処理をしているため、年度途中での処理委託はできないと伺っております。来年度につきましては、協会に出すことも含めて検討したいと考えております。なお、容器包装リサイクル協会に出す場合もベール化することが必要になります。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 12番、
石川敏子議員、特に3回目の質疑を許可いたします。
◆12番(
石川敏子議員) 保育園の関係なのですが、保育園の正規職員が採用に達していなかったと、募集人数に集まらなかったと理解していいのですか。募集をかけたけれども、正規職員としての応募がなかったと、募集人数に満たなかったということなのでしょうか。 そこが1つと、それからフルタイムの会計年度任用職員が23人から17人と、ここは6人減っているのです。フルタイム職員というのは、ほぼ常勤でお仕事なさる方なのですが、ここが6人減って、パートが8人増えているのです。73人から81人、これは放課後も混じっている話なのかなと思うのだけれども。それだけパートが増えているのですが、体制的に常勤で本当は雇ったほうが、雇うつもりがあったのが常勤で来なかったというところで再募集をかけるとか、常勤職員をやはりきっちりつけていくことが大事なのだろうと思っているのですが、そこはどういうふうに検討なさっているのでしょうか。フルタイムも減っているから、パートの会計年度任用職員でしのいでいるような状況なのかなと思うのですが、状況はどうなっているのでしょうか。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 総務課長。 〔門脇利夫総務課長登壇〕
◎門脇利夫総務課長 お答えをいたします。 まず、保育園の保育士の採用の関係でございますけれども、募集人数に対しまして応募のほうはそれを超える人数が応募しております。しかしながら、採用に当たっては競争試験等を実施して、採用に値する人を採用したということでございます。 次に、先ほどの申し上げた人数の中には
放課後児童クラブのパートタイム、フルタイムの人数も含めての数でございます。
放課後児童クラブは、フルタイムはいないです。うまく伝わらなかったかもしれないのですけれども、保育園費の中には保育園の会計年度任用職員、それから
放課後児童クラブの会計年度任用職員がございます。フルタイムにつきましては、保育園の会計年度任用職員のみでございます。 いずれにしても、会計年度任用職員の、例えば
放課後児童クラブについて正規職員を任用したほうがいいというお考えも当然あるかと存じます。しかしながら、
放課後児童クラブの勤務時間帯ですとか、そういったものを考えたら、今は会計年度任用職員で運用、今後につきましては
指定管理者制度を導入して効率的、効果的な運用に努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。
子育て支援課長。 〔植原政彦
子育て支援課長登壇〕
◎植原政彦
子育て支援課長 お答えをいたします。 正職員が減っている中で現場が回っているのかというご趣旨でよろしかったでしょうか。その分いわゆる会計年度任用職員、こちらのフルタイムもパートタイムもそうですし、あとまたそちらでも募集はかけても集まらないという実態がございますので、今年度はまた労働者派遣業務委託料のほうを活用させていただいて、こちら予算の流用を、こちらで今執行させていただいている次第でございます。いずれにしても現場のほうについては、町立保育園の関係については入所率ほぼ100%という状態で回しているというところでご理解をいただけたらと思います。 以上でございます。
○濵田章一議長 続いて答弁願います。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。
放課後児童クラブの職員、フルタイムは所属しておりませんが、パートタイムの人数について減っているのではないかというご質問でございますけれども、今回の補正に関して言えば、特に人数の調整というわけではなくて、基本的に当初で見込んでいた会計年度任用職員の想定した費用がある程度固まって給与のほうが見えてきたところでございますので、その辺りの調整をさせていただいたところでございます。ですので、人数については特に減らしたとか、そういうわけではございません。 以上でございます。
○濵田章一議長 ほかにありませんか。 15番、
森山哲夫議員。 〔15番
森山哲夫議員登壇〕
◆15番(
森山哲夫議員) 予算書の28ページから31ページにかけてでありますが、ただいま保育園費の関係で、
子育て支援課長のほうから保育士の不足に関わる対応として、労働者派遣に関わる費用を今回の補正予算ではなくて予算の流用によって対応していく予定だということになっているわけですが、この労働者派遣については昨年の決算でもかなりな額が労働者派遣委託料ということで生じているわけですが、おおよその額としてはどのぐらいが見込まれているのでしょうか。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。
子育て支援課長。 〔植原政彦
子育て支援課長登壇〕
◎植原政彦
子育て支援課長 お答えをいたします。 保育園費に係る給与費の中で、労働者派遣が発生しているということでご答弁申し上げました。こちら令和元年度は5名ということで、決算の特別委員会の中でもご説明したところなのですが、今年度もやはり上回っておりまして、保育士のみならず栄養士であるとか調理員であるとか、こういった職種の方々についても任用のほうが非常に困窮を極めているという実態がございます。現時点ですと、およそ10名ほど面談の上採用させていただいておりますので、恐らく決算額対比では令和元年度の倍程度になるのではないかという見込みでございます。なお、こちらについては、まだ若干欠けている人員もございます。こういったところについても、引き続き人員の体制を満たせるように、今再募集について調整を図っているという次第でございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 ほかにありませんか。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、議案第57号 令和2年度杉戸町一般会計補正予算(第7号)の件は原案のとおり可決されました。 ◇
△議案第58号の質疑、討論、採決
○濵田章一議長 日程第4、議案第58号 令和2年度杉戸町下
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、議案第58号 令和2年度杉戸町下
水道事業会計補正予算(第1号)の件は原案のとおり可決されました。 ◇
△議案第59号の質疑、討論、採決
○濵田章一議長 日程第5、議案第59号 令和2年度杉戸町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 15番、
森山哲夫議員。 〔15番
森山哲夫議員登壇〕
◆15番(
森山哲夫議員) 国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、歳入に関わる問題としてお尋ねしたいと思います。 ページ数としてあえて挙げれば、8、9ページになるわけですが、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者に対する国保税の減免状況は、この間それぞれどのくらいになっているのか。申請数、減免決定世帯数及び減免決定額について、直近の実績を令和元年度分、令和2年度分に分けてお示しをいただければと思います。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 町民課長。 〔伊塚武史町民課長登壇〕
◎伊塚武史町民課長 お答えいたします。 補正予算書8ページの歳入の関係でございます。
新型コロナウイルス感染症の影響による国保税減免の実績でございますが、令和2年8月末現在で、令和元年度分の申請件数といたしまして34件、減免した件数が32件で86万4,300円、令和2年度分、申請件数38件、減免件数36件、744万8,000円、合計いたしまして68件、831万2,300円でございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 15番、
森山哲夫議員。
◆15番(
森山哲夫議員) 町民課長にもう一つ伺っておきたいのですが、この減免制度の周知というのはどの程度やられているのでしょうか。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 町民課長。 〔伊塚武史町民課長登壇〕
◎伊塚武史町民課長 お答えいたします。 減免制度の周知ということでございますけれども、町のホームページ、広報すぎと、また町民課の窓口等でご案内しているところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 15番、
森山哲夫議員、特に3回目の質疑を許可いたします。
◆15番(
森山哲夫議員) 短期被保険者証の窓口交付時における納税相談等でも、こうした制度があるということはお話ししていたり、またしているような方針でいるのでしょうか。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 町民課長。 〔伊塚武史町民課長登壇〕
◎伊塚武史町民課長 お答えいたします。 短期被保険者証の交付、そのときの窓口業務において、こういった減免制度をご案内しているのかという質問でございますけれども、個別の事案については申し上げられませんけれども、そういった状況に応じて必要があればご案内しているというところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 ほかにありませんか。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、議案第59号 令和2年度杉戸町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件は原案のとおり可決されました。 ◇
△議案第60号の質疑、討論、採決
○濵田章一議長 日程第6、議案第60号 令和2年度杉戸町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、議案第60号 令和2年度杉戸町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件は原案のとおり可決されました。 ◇
△議案第61号の質疑、討論、採決
○濵田章一議長 日程第7、議案第61号 令和2年度杉戸町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 12番、
石川敏子議員。 〔12番
石川敏子議員登壇〕
◆12番(
石川敏子議員) 介護保険の補正について1点だけお伺いいたします。 基金が、これでどのぐらいになるのか。 それから、基金はこれから先、あと半年あるわけですよね。もっと基金が増えるのではないかと思っているのですが、そこはどのように見ているのでしょうか。 以上。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 高齢介護課長。 〔山下雅和高齢介護課長登壇〕
◎山下雅和高齢介護課長 お答えいたします。 今回の9月補正において、年度末における基金残高の見込み額のご質問かと思われますが、こちらにつきましては4億7,408万3,961円を見込んでいるところでございます。 次に、これから先半年あるということで、この半年間の間に基金が増えるのではないかというご質問でございますが、現時点で想定されているのがインセンティブ交付金、こちらが新たに積立てに回る可能性を見込んでいるところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 ほかにありませんか。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、議案第61号 令和2年度杉戸町介護保険特別会計補正予算(第2号)の件は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。 休憩 午後 2時04分 再開 午後 2時20分
○濵田章一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△議案第64号の質疑、討論、採決
○濵田章一議長 日程第8、議案第64号 財産の取得について(杉戸町立中学校生徒用情報機器184台)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 1番、
上田聡議員。 〔1番上田 聡議員登壇〕
◆1番(
上田聡議員) 1番、上田聡です。こちらの1ページの仕様についてなのですが、導入機器などということで、この中にミライシードが入っているのですけれども、そのミライシードの性能についてお尋ねします。学習指導要領の変更に限らず、社会や時代の変化、科学の進歩によって学習内容が変わる場合があると思うです。例えば公民分野における省庁の名前ですとか、そういった場合の対応はできるのかどうか。できるのであるとすれば、何年かごとに更新していくのか、それとも自動的にアップデートされていくのか。その辺の対応がどうなっているのか教えていただければと思います。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 学校教育課長。 〔丸尾 環学校教育課長壇〕
◎丸尾環学校教育課長 お答えいたします。 ミライシードの性能についてでございますが、ミライシードの中で学習内容が変わることによって変更が必要な主なアプリケーションは、学習指導要領、採択教科書に対応したドリルパークというものとなりますが、契約期間中に関しては、月に2回無償でバージョンアップされることとなっております。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 ほかにありませんか。 15番、
森山哲夫議員。 〔15番
森山哲夫議員登壇〕
◆15番(
森山哲夫議員) 議案第64号の財産の取得についてお尋ねをいたします。 1つは、今回取得いたします184台のタブレット型PC、パーソナルコンピュータ、どこの中学校にそれぞれ何台配置されるのか。そして、今回の財産の取得によって各中学校における端末の設置台数はそれぞれ何台になるのか明らかにしていただきたいと思います。 それと、2つ目が予定価格についてでありますが、7月の臨時会で2,180台取得いたしましたよね。そのときの入札結果表を見ますと、1台当たり7万5,346円であったわけなのですが、今回は1台当たり7万2,544円ということで若干安くなっているわけなのですが、この差額分について説明をしていただきたいと思います。 それと、3点目が入札結果表なのでありますが、指名競争入札にしたわけなのですが、結果的には5社中4社が辞退ということでリコージャパンが落札をしたわけなのですが、1社でも入札を実施するとした理由について説明をしておいていただきたいと思います。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。 今回の財産取得に関しての台数の内訳でございますけれども、184台。杉戸中学校147台、広島中学校37台。 全中学校のこれまで配置した台数の内訳のほうご説明いたします。昨年度リースで購入した台数も含めまして、杉戸中学校で679台、広島中学校で314台、東中学校で124台となります。ただ、若干台数のほうの移動がございますので、トータルしてこの台数ということでご理解いただきたいと思います。 続きまして、前回補助事業で購入したときの単価との差額の説明でございますけれども、前回発注いたしまして購入した仕様の内容に違いがございまして、前回含まれていたフィルタリングソフト、こちらが必要なくなったということで、金額のほうの差が生じているのであろうということでございます。 最後に、1社でも入札可能とした根拠についてでございますけれども、今回発注された指名通知に、入札に参加する者の数が1社であっても入札を執行する旨の表記をしました。これについては、前回の財産取得での入札において11社指名し2社しか応札しなかったこと。この背景にはタブレット型PCがGIGAスクールモデルの通常と異なった仕様となったため販売方法が限定的となり、購入業者が限られたと聞いております。今回の入札については、可能性のある購入業者を想定したが、結局は1社となったことでございましたので、予測されたということで指名通知に記載したところでございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 ほかにありませんか。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、議案第64号 財産の取得について(杉戸町立中学校生徒用情報機器184台)の件は原案のとおり可決されました。 ◇
△議案第65号の質疑、討論、採決
○濵田章一議長 日程第9、議案第65号 財産の取得について(杉戸町立小・中学校情報機器一式)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 ご質疑ございましたら発言願います。 15番、
森山哲夫議員。 〔15番
森山哲夫議員登壇〕
◆15番(
森山哲夫議員) 議案第65号についてお尋ねをいたします。 1つは、今回取得する財産でありますが、教師用タブレットのほかにも大型提示装置であるとか書画カメラとかあるわけなのですが、教師用タブレット54台の設置先、設置台数、それぞれ中学校別に明らかにしていただきたいのと、それと予定していた入札が不調となったために随意契約としたということなのですが、その経過について具体的に、いま一度明らかにしていただきたいと思います。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。 まず、導入機器の中の教師用タブレット54台、こちらの設置場所と台数でございますけれども、杉戸中学校27台、広島中学校18台、東中学校9台でございます。 続きまして、契約の方法として随意契約とした、こちらの経緯ということでございますけれども、補足説明でも申し上げたとおり、8月31日に指名競争入札を行う予定で7社を選定しております。しかし、入札参加する業者が1名でございましたので不調となり、随意契約にて株式会社ビジネスランドと9月2日付で仮契約を締結したところでございます。こちらについては、当町の物品の入札参加資格登録業者のうちOA機器販売を希望している業者の中から過去の納入実績や納入後のサービス体制など、そういった経験がある業者を選定したところでございます。随意契約の理由でございますが、予定していた指名競争入札が不調となりましたが、
新型コロナウイルス感染症対策のため早期の機器の納入を目指しており、再度入札を実施する時間的余裕がなかったため、地方自治法施行令第167条の2第1項第8号に基づき随意契約としたものでございます。こちらの第8号については、競争入札に付し入札者がないとき、または再度の入札に付し落札者がないときという条文になっております。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 15番、
森山哲夫議員。
◆15番(
森山哲夫議員) 随意契約ということで、結果的には契約の相手方は株式会社ビジネスランドとなったわけなのですが、今説明にもありましたけれども、過去の納入実績であるとかということでお尋ねしたいのですが、この株式会社ビジネスランドの情報機器納入の実績、とりわけ学校等への納入実績というのはどうなっているのか。押さえている範囲で明らかにしていただければと思います。 以上です。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。 今回契約の相手方である株式会社ビジネスランドの情報機器の納入実績のご質問でございますけれども、申し訳ありません、詳しい資料は手元にはないのですが、リース契約について昨年度中学校の情報機器を納入した際、契約の相手方ということになっております。さらに、この情報機器の昨年度の入替えのその前の入替えのときについても、株式会社ビジネスランドとリース契約をしている実績がございます。 以上でございます。
○濵田章一議長 よろしいですか。 15番、
森山哲夫議員、特に3回目の質疑を許可いたします。
◆15番(
森山哲夫議員) 詳しい資料が手元にないということなのですが、昨年度中学校とのリース契約で実績があるということなのですが、このときの契約というのは随意契約だったのでしょうか。その点だけ。押さえている範囲で、資料ということではなくて、契約の方法としてはいかがだったのかお尋ねをしておきます。
○濵田章一議長 当局の答弁を求めます。 教育次長。 〔赤石二郎教育次長登壇〕
◎赤石二郎教育次長 お答えいたします。 昨年度中学校の情報機器のリース契約に際しての契約方法というご質問でございますけれども、記憶上で答えさせていただくと、入札を行いまして、何社か指名して残っていたと記憶しております。恐らく2社で入札したと記憶しております。 以上でございます。
○濵田章一議長 ほかにありませんか。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 〔発言する人なし〕
○濵田章一議長 発言がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、議案第65号 財産の取得について(杉戸町立小・中学校情報機器一式)の件は原案のとおり可決されました。 ◇
△意見書案第2号の上程、説明、採決
○濵田章一議長 日程第10、意見書案第2号
子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために、少人数学級の実施など教育条件の改善を求める意見書を議題といたします。 提出者の
上田聡議員から趣旨説明を求めます。 1番、
上田聡議員。 〔1番上田 聡議員登壇〕
◆1番(
上田聡議員) 1番議員の上田聡でございます。意見書案第2号
子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために、少人数学級の実施など教育条件の改善を求める意見書についてご説明いたします。 本意見書案は、仁部前崇議員、坪田光治議員、平川忠良議員、窪田裕之議員のご賛同をもって提出するものであります。 それでは、意見書案の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。
子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために、少人数学級の実施など教育条件の改善を 求める意見書(案) 子どもの集う学校で、万全の感染症対策を行う重要性は言うまでもありません。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、「新しい生活様式」として、「身体的距離の確保」を呼びかけ、「人の間隔はできるだけ2メートル(最低1メートル)空けること」を基本としています。 しかし、「40人学級」では、感染症予防のために、児童・生徒間の十分な距離を確保することが困難であることから、その対応が学校現場において問題となっています。 全国知事会、全国市長会、全国町村会の地方3団体でも7月3日、萩生田光一文部科学大臣に少人数学級を求める緊急提言を提出しています。 以上のことを踏まえ、次の条件整備を緊急にすすめることを求めます。 記 1.小中学校の学級編制規模を早期に30人以下を目指すこと。 2.学級編制規模の縮小にあわせ、教職員の定数の改善を進め、教員を確保すること。 3.ICTの活用を含めて指導体制の整備を進めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月23日 埼玉県北葛飾郡杉戸町議会 衆 議 院議長 大島 理森 参 議 院議長 山東 昭子 内閣総理大臣 菅 義偉 文部科学大臣 萩生田 光一 あて 以上でございます。ぜひともご議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○濵田章一議長 以上で意見書案に対する趣旨説明を終わります。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○濵田章一議長 ご異議なしと認めます。 よって、この際、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 意見書案第2号
子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために、少人数学級の実施など教育条件の改善を求める意見書を議決し、関係行政庁に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり議決し、関係行政庁に意見書を送付することに決定いたしました。 ◇
△意見書案第3号の上程、説明、採決
○濵田章一議長 日程第11、意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 提出者の仁部前崇議員から趣旨説明を求めます。 5番、仁部前崇議員。 〔5番仁部前
崇議員登壇〕
◆5番(仁部前崇議員) 5番議員の仁部前崇でございます。意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)についてご説明いたします。 本意見書案は、坪田光治議員、
森山哲夫議員、平川忠良議員、窪田裕之議員のご賛同をもって提出するものであります。 それでは、意見書案の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意 見書(案)
新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的・社会的影響をもたらしており、国民生活への不安が続いている中で、地方税・地方交付税等の一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体は、福祉・医療、教育・子育て、防災・減災、地方創生、地域経済活性化、雇用対策など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、今後の地方財政は、かつてない厳しい状況になることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 記 1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額を確保・充実すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能が適切に発揮できるよう、総額を確保すること。 3 令和2年度の地方税収が大幅減少することが予想されることから、万全の減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性等を厳格に判断すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月23日 埼玉県北葛飾郡杉戸町議会 (提出先) 衆議院議長 大島 理森 参議院議長 山東 昭子 内閣総理大臣 菅 義偉 財務大臣 麻生 太郎 総務大臣 武田 良太 厚生労働大臣 田村 憲久 経済産業大臣 梶山 弘志 内閣官房長官 加藤 勝信 経済再生担当大臣 西村 康稔 まち・ひと・しごと創生担当大臣 坂本 哲志 あて 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○濵田章一議長 以上で意見書案に対する趣旨説明を終わります。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○濵田章一議長 ご異議なしと認めます。 よって、この際、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書を議決し、関係行政庁に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○濵田章一議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり議決し、関係行政庁に意見書を送付することに決定いたしました。 ◇
△閉会中の継続調査の件
○濵田章一議長 日程第12、閉会中の継続調査の件を議題といたします。 各委員会委員長からお手元に配付いたしました一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申出がございます。 お諮りいたします。各委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査として各委員会に付託することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○濵田章一議長 ご異議なしと認めます。 よって、各委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査として各委員会に付託することに決定いたしました。 ◇
△町長挨拶
○濵田章一議長 次に、町長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。 町長。 〔古谷松雄町長登壇〕
◎古谷松雄町長 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申します。 今定例会におきましては、8月27日の開会より28日間にわたり、多数の重要案件につきまして熱心にご審議をいただいたところでありますが、議員各位におかれましては諸議案のご議決を賜り、心より感謝申し上げる次第でございます。ご議決いただきました各案件につきましては、遺漏のないよう執行してまいりたいと存じます。 終わりに、議員の皆様のご健勝を心からご祈念いたしまして、御礼のご挨拶といたします。大変ありがとうございました。 ◇
△閉会の宣告
○濵田章一議長 以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。 これにて本日の会議を終了いたします。 これをもって令和2年第4回
杉戸町議会定例会を閉会いたします。 お疲れさまでした。 閉会 午後 2時57分...